おかき・あられ・せんべいの魅力

おかき・あられ・せんべいは、私たちの食生活に癒しを与えてくれます。おやつの時間は、健康維持のための栄養補給やリフレッシュなどの役割もあります。

大地や海で育まれた栄養素や機能性成分などが私たちに恵みを与えてくれます。どうぞ、お好みのひと品を見つけていただき、充実した楽しいティータイムをお過ごしいただければ幸いです。

ボタニカル(Botanical)

弊社では、自然本来の風味を味わっていただくために “無添加(化学調味料不使用)”の素焼きタイプのおかき・あられ・せんべいも豊富にご用意しております。植物由来(ボタニカル)のお菓子は体にも良く、エネルギー源としても最適な御菓子です。

特に素焼き仕上げは、特にお米の風味がダイレクトに伝わるため素材の選定が真剣勝負になります。今後もシンプル(Simple is Best)で体に優しい商品の企画開発を目指して参りたいと思います。

グルテンフリー(Gluten free)

グルテンフリーとは「グルテンを含まない」ことを意味する言葉です。小麦などの穀物に含まれているたんぱく質の主成分であるグルテンを食生活で控える食事療法です。

小麦粉を使った食品などに代わって米粉やとうもろこし粉などを原材料とする加工食品を選ぶことで、グルテンが原因で起こる小麦アレルギーやグルテン不耐症などへの予防や改善のために考えられた方法です。

米菓には、原料に小麦を使った醤油などの調味料を使用しないものは、グルテンフリーの対象になるものもございます。ぜひ、おやつタイムにもご利用いただければ幸いです。

マクロビオティック(Macrobiotic)

マクロビオティックとは「マクロビ」とも呼ばれ、穀物や野菜などの自然食品を取り入れて、食生活における健康的な生活を目指す考え方です。マクロビ食材の主な例としては、『米・麦・雑穀・豆類・野菜・海藻』などが挙げられます。

腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれる素材は、「食と健康」のテーマにおいても重要な役割を果たしています。多彩なマクロビ食材を取り入れ、自然の大地によって育まれた素材を楽しんでいただけるような商品造りを目指して参りたいと思います。

機能性と健康との関係

一般的に食品が示す機能性には、一次機能・二次機能・三次機能があります。おかき・あられ・せんべいなどの御菓子にも古くから保存食の役割を担ってきた歴史があるため、豊富な素材との組み合わせが見られます。

  • 一次機能:『栄養機能』として、カロリー・たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなどの必要な栄養素を補給して生命活動を維持するための機能
  • 二次機能:『感覚機能』として、色・香り・味・歯ごたえなど、食品を食べたときに美味しさを感じさせるための機能
  • 三次機能:『生体調節機能』として、生体防御、体調リズムの調節、老化制御、疾患の防止、疾病の回復など、生体の健康を維持・増進し調節する機能

栄養素と代謝について(Nutrients)

おかき・あられ・せんべい(米菓)の主原料は、穀類(イネ科)に分類されるお米です。精白米が使用されているため消化吸収が良く、老若男女問わず体に優しい加工食品と言えます。

お米の70~80%は炭水化物で、成分のほとんどが澱粉(でんぷん)になります。組成割合は、もち米(餅米)とうるち米(粳米)によって異なります。もち米は、ほぼ100%がアミロペクチンに対して、うるち米は約20%がアミロース・約80%がアミロペクチンです。

澱粉は、植物が水と二酸化炭素、太陽光で光合成を行い種子や根茎に蓄えている貯蔵多糖です。人の体では、主にエネルギー源として利用され、余った残りの分は肝臓や骨格筋にグリコーゲンとして蓄えられます。

三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質を代謝する過程によってエネルギーを生み出す物質(ATP:アデノシン三リン酸)が作られます。

日本のもち米(イメージ画像)

『おかき・あられ』と『せんべい』の違い

おかき・あられ・おせんべいの違いについては、一般的には主原料となる『お米の種類の違い』で分類しています。おかきとあられは、“もち米”を蒸してから搗いてお餅にします。それを冷やして適度に固くなったら食べやすい大きさの形に切って乾燥、焼いたり揚げたりして作ります。

おかきとあられは、基本的には同じものですが、小さなものを「あられ(霰)」と呼んだりします。一方、おせんべいは、“うるち米”を細かい粉にして蒸して練り上げます。そして生地を伸ばして丸い形などにして適度に乾燥をさせてじっくりと焼いて作ります。

おかき・あられ・せんべいのイメージ

味付けの種類(Variety)

弊社は米菓専門企業であるため、豊富な味付けの商品を取り扱っております。醤油をはじめ、塩、サラダ(植物油)、砂糖、味噌、海苔、黒大豆、海老、ごま、青のり、あおさ、山椒、七味唐辛子、こしょう、生姜、にんにく、納豆、マヨネーズ、カレー、ソース、チーズなど。素材とマッチした味付けを行うためには、調味料も本格的である必要があると考えます。

様々な風味を多彩に組み合わせることで、他にない味わい深く飽きの来ない逸品に仕上がります。伝統菓子ではありますが、時代にあわせた調味料なども用いて新たな商品作りを目指していきたいと考えています。これからもお客様に『選べる喜びと味わう喜び』を提供できるような企業でありたいと思っております。

調味料(塩・砂糖・醤油など)イメージ画像